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時間管理

  1. 2008/07/18(金) 03:35:18|
  2. 業務|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2
常に昔から 考えていることは、
「一体 何時間研究室で過ごすのが適当なのか?」

我々の研究領域では 非常に長い時間 実験をしています。一般就業者の平均週間就業時間は41.2時間だそうですが、そんな時間は遙かに超えています。


週70時間以上や毎日12時間以上を最低ラインとする研究室もあるようです。
モチベーションが高い人間には、時間で管理されるのは全く邪魔です。研究者にも個人的に実験以外の事もあり、特に独身者の時は色んな事を一人でやるので、時間で管理されることは嫌いでした。

時間の管理なんて必要なく実験に没頭している研究者を沢山見ており、そんな彼らには時間管理なんて必要ない。しかし、研究室には 残念ながらモチベーションの高い人ばかりではありません。そのような場合、どうしても時間管理が必要と感じています。特に 学生の指導を行うようになると この疑問が何時も出てくる。

「一体 何時間研究室で過ごすのが適当なのか?」

私から見て 「これは やばいよな〜」と、思い見ていると 大抵 大学院卒業間際になって焦り始める。当然、早い段階で注意をしているが 本人は理解しない。遅く出てきて、早く帰る。食事と称して数時間も帰ってこない。これで、実験が進んでいれば何も問題ないが、そんな研究者は見たこと無い。私は ある程度は注意するが、聞かなければ言うのを止めます。

残念ながら、我々の領域では、実験時間と生産性はほとんど正の相関をしてしまいます。これは 本人だけの問題ではなく、研究室の生産性も下がります。ま、大半の学生達にとって研究室の生産性なんて自分には関係ないと思っているのが大半ですが、果たして本当にそうですかね?

さらに、日本の多くの研究室は テクニシャンが雑用をすべてしてくれる訳ではありません。その為、研究室内の雑用の多くを学生などが分担して行っています。(お金のある研究室は その義務となる事は少ないが、多くの研究室では欧米などに比べると雑用が多い)「忙しくて出来ません」と言って雑用をしないと 他のメンバーに影響してくる。うるさく言うと、大抵、雑用だけは問題なくこなすようになるが、本人の実験は滞る。

私から見ていると、単に
研究室にいる時間が短すぎる。
研究室にいても 遊んでいる時間が長い。
平行して複数の実験等を進めていない。
などの 問題が見えてくるが、修了予定年数が近づかないと 本人達には分からないようで・・。

しかし、かつてそのような学生が研究室批判している事を聞いたことがあります。当事者ではないので詳細は不明ですが、単に彼は実験時間が少なかっただけと聞きました。彼の研究指導者は 年度内に学位を「進呈」したようですが、結局、サボっても サボった者が得に感じました。彼は研究を離れて就職したようですが、今もあの態度でしょうかね。そんなに甘くは無いと思うのですが・・。

「遊ぼうが実験しようが勝手だが、責任は自分で取りなさい」が 最も簡単な方法と思いますが、「教育」と言う言葉がつくと 途端に問題が厄介になります。誰でも入れる大学院では どうすればいいのでしょうか?

一方 精神的な問題を抱える学生が増えてきているとも聞いています。だから、余りに厳しく時間の管理は すべきではないと 思います。そこで、私は ある程度注意したら それを止めています。最初に書いた最低ラインなどを課している研究室ではこのような問題は起こらないのでしょうか?

結局、何時間研究室で過ごすのが適当なんでしょうか?

*研究が面白ければ、こんな設問馬鹿げていると言う方もいらっしゃるでしょうが・・・。

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コメント

私のラボは外国にあるのでポスドク(日本人含む)がメインですが、状況は同じです。時間管理はしていませんが、おっしゃるように実験時間と生産性は比例しますので、私自身が出来るだけラボにいるようにしています。しかし、ポスドクがサラリーマン化(?)してきているので、私が夕方ちょっと席をはずしていると、あっというまに潮が引けるように退社(?)してしまいます。そんなレベルの方々なので、時間的ビジョンをもたずにのんびりと研究を取り組んでいるので、2、3年たって論文が出ていないと慌てて、せっかくのプロジェクトをあっさり捨てたり色々してくれます。一人か二人お手本になるようなラボメンバーがいると、研究室がしまると思いますが難しい問題ですよね。知り合いの先生のラボは、助教の方がその点を目を光らせているから薬だと言っていましたが。
  1. 2008/07/18(金) 23:33:51 |
  2. URL |
  3. 同感です #-
  4. [ 編集]

コメントありがとうございます。
海外の方が その傾向は顕著なんでしょうか?
お知り合いの方のラボはPIが厳しく考え 助教の方が管理しているのでしょうね。うちの場合、PIはそのような考えは持っておらず、中間管理職としては非常にやりづらいです。

「ポスドクのサラリーマン化」と言う表現に大変納得しました。今の国内のポスドクの就職状況を見ると、厳しく言えませんが、余りに甘い考えのポスドクも国内にもいます。

>一人か二人お手本になるようなラボメンバーがいると、研究室がしまると思います

全くその通りですね。ポスドクの優秀な人がいるラボでは研究室全体が締まり、生産性も上がり、モチベーションが低い人を切り捨てても上手く運営できますから。そうなると優秀な学生やポスドクが集まりさらに 上手く運営できる・・・。正のスパイラルの始まりですね。
  1. 2008/07/19(土) 06:49:18 |
  2. URL |
  3. ありゃ〜 #/vakA.7c
  4. [ 編集]

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